OS技研 TC16 50thモデル

OS技研 TC16 50thモデル

販売価格: 60,500円(税込)

23点
数量:

※こちらの商品は予約販売になります。

お申し込みは仮予約とさせて頂き、正式な受注は弊社よりお客様へ確認作業をさせて頂いた後となりますのでご了承下さいませ。

  

50th記念モデル

無いモノは造れ!!
エンジンビルダーの魂の結晶を後世に残す!
現在に蘇った幻のOSツインカムを完全再現

 

 現在は駆動系パーツメーカーと名を馳せる岡山県の「OS技研」ですが、じつは1973年にエンジンビルダーとして創業しています。創業以前から4バルブDOHCエンジンの開発に着手し、1975年には日産自動車名機であるL型エンジンをベースとした自社開発のシリンダーヘッドをドッキングしたオリジナルエンジン「TC16-MAII」の市販化に成功(L型エンジンをベースとしたのはレギュレーションでシリンダーブロックに刻印がないエンジンは競技に参戦できないため)しました。ちなみにTCはツインカムの略で、後ろのMA-1は開発番号です。OS技研謹製のシリンダーヘッドがドッキングしたL18型改2Lエンジンはノーマルの倍近い205ps(20.0kg-m)のハイスペックで、ダートトライアル競技では好成績を残していました。TC16-MAIIはプロト的な意味買いが強く、モータースポーツの世界で短期間の使用されたにとどまり、量産化はTC16をベースにさらに改良が加えられた6気筒のTC24-B1(モデル化)へ受け継がれました。初期のTCエンジンは高額であったため、少量市販化されただけで、一時開発&生産を凍結しましたが、2012年にプロジェクトがリスタートし、現代基準の技術が盛り込まれ、TC24-B1Zとして販売を再開。現在に至っています。
 今回リリースするTC16-C1エンジンは元祖TC16-MAIIエンジンをベースにTC24-B1Zのメカニズム(吸・排気の位置も元祖と逆)を盛り込んで2016年に復活させたモデルです。現在は量産化に向けて開発が進められており、ベースエンジンは元祖と同じL18型エンジンながら、排気量を2.2Lまで拡大。パワーも250ps以上まで引き上げられる予定です。製品化するにあたり、2機しか存在しないプロトタイプを拝借し、パーツごとにスキャニング。3Dプリンターで出力し、精巧なシリコン型を製作。丁寧に一つずつハンドメイドで組み立てます。メタルパーツを使用し、実機と同じ工程を経て生産される結晶塗装、美しく弧を描く特徴的なエキゾーストマニホールドなどTC16-C1に盛り込まれたこだわりを充実に再現しました。日本が誇るエンジンビルダーの魂が息づくエンジンをモデル化することで、その存在を後世にまでつなぐ。そうした思いで今回製作いたしました。限定25台ですので興味のある方はお早めに! 


予約開始時期:2023年7月 お届け時期:2023年8月下旬から順次

■限定25台
■材質:レジン樹脂・アクリル・ホワイトメタル・真鍮
■付属品:ウォールナット高級台座、日本製高級アクリルケース
創業者 岡崎正治氏プレート